過去の支部大会報告2006
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<支部大会> ・2006年度支部大会は、6/11富山大学理学部A424号室で、1演題20分の口頭発表が7演題行われました。 <2006年度支部大会報告> 55名の参加者があり、様々な分野の専門家からの活発な議論が行われました。 富山大の小田遙さんにより、ホップの分泌細胞を形成する腺毛の形態形成に関わる遺伝子の同定を目指した研究報告、富山大の伊藤駿さんによる、ネネナシカズラ寄生根の分裂組織形成に関わる遺伝子の単離についての報告、新潟大の近藤洋さんによるエピジェネティクスによるシソの花成反応にはDNAメチル化レベルのリセット機構が存在するという報告、同じく新潟大の和田楓さんによる、花成研究の材料として伝統のあるアサガオに接ぎ木を施し、輸送可能な花成刺激が存在するか否かを調べた研究が午前中に行われました。そして総会をはさんで、富山大の蒲池浩之さんにより、シダのモデル植物リチャードミズワラビ配偶体の性決定にはアンセリジオーゲンだけでなく青色光も関係するという報告、石川県地域植物研究会の古池博さんにより、白山で広がるササ群落やササを含む低木林の増大には雪田の残存期間の短縮が関わる可能性を示唆する実証的研究についての報告がありました。(唐原) <関連集会> |
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2006年度支部大会(富山)にて | |||||||